めっき一筋型破り革命児

       

会社のこと

2013/05/29

海外進出。

昨日、薬品メーカーさんが来社されて色々な情報交換を
させて頂きました。

そのメーカーさんは、3年前に若手の社長さんの戦略に
より

    
     海外進出


をメインの柱として、今も進出を継続されているとのこと。
その理由は、「国内受注がめっき薬品として縮小傾向」に
あるだからだそうだ。

弊社にて、使用していためっき薬品も廃版になったものも
あります。

確かにその傾向にあることは事実であり、反対することでも
ありませんし、それについてのコメントはしませんでした。
まーそれぞれの企業の考え方や戦略もありますからね。

弊社もいずれは、必然的にそうなるのかもしれません。

しかし、今は国内で十分です。
売上げを上げるのは、簡単です。

 
     価格を安くすればいい。


これだけの話ですから。
問題は、そこに
 
    
     利益はあるのか?


ってことです。

売上げ重視なんて全然駄目です。
利益率がどうなのかを考えないと。
(当然ですけど)

それを真剣に追求しないまま、安易に


    「海外の方が売上げが上がるから」


ってことで、仕事があるってことで進出することは
出来ません。

まずは、国内で、いいめっき製品を納品でき、沢山の
お客様とともに成長できない企業が、海外で成功するとは
私は思えないんです。

魅力的ではありますよ。

人員的に今の社員数よりも増やすつもりも減らすことも
全く考えておりません。
技術伝承については、まだ大丈夫。
その時期になれば考えればいい。

いい人材が国内におられるのであれば・・・それも考えますが
それ以上にやることが、まだまだありますので。

みんなが「踊っているから弊社も踊ろう!」とは考えられない
のです。


3代目の社長になったから新しいことをしよう!


そんな意識よりも、まずは社内体制で「利益が出る」こと
を優先して考えていきたいです。
無論、爆弾はしかけております。市場に。

その市場が縮小傾向にあるから、海外に。

安易すぎる。。。

M&Aの方がまだリアリティがありますね。
これは、将来的に「あり」だと考えております。

今の弊社のやり方が正解だとは思っておりません。
しかし、私自身の想いをぶれずに一貫性を持ってビジネス
を継続していく所存でございます。