ガンになった、おっちゃんと話をして。

昨日の夕方、犬の散歩しながら、「ラン」という名の飼い主である
仲のいい「おっちゃん」と堤防に座りこんで話をしてました。

「ラン」は、おっちゃんの会社に勤めていた女性の犬だったらしいです。
３年前に突然･･･「入院するから見ててください」と言い残したまま
1週間で亡くなられたそうです。
末期の膵臓がんだったとのこと。旦那様もその前にがんで亡くなられておられるようです。

で、おっちゃんが面倒を見ることになったのですが、休みもなく
働いていたおっちゃんも･･･直腸がんになってしまい、手術を2度、そして
抗がん剤と、壮絶な戦いをされてきたそうです。

「もう、俺も終わりやな。。。仕事ばーっかしてた罰や･･･
　孫のことももっと面倒みれば良かったな−」

と日々、悔いいていたそうです。

最終的には「宇宙は･･･」という領域まで。

ところが、なんとすべてが成功し今では、超元気になっておりまして
ランといつも散歩をしています。本当に元気。

ランとお墓に行くそうです。
1回/週。
そうすると、黙っていてもランが沢山あるお墓の中でも
自分の飼い主だった人のお墓の前に座るそうです。
凄いですよね。ラン15歳で目が見えないのに。。。

おっちゃんが、私に言ってくれました。

　　「死ぬときしか解らんと思うけど･･･健康ばかりじゃだめや！
　　　お金も必要やぞ！！！」

って。

とても説得力がありました。
リアルに。

座りこんで話ちゃいましたが、なーんか、かっこええなーおっちゃん！！
って感じました。

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